ACK到着間隔を使用した帯域推定方式の改良と評価
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概要
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TCPの回線使用効率向上と適用対象範囲の拡大をはかるための一対策として、ACKの受信間隔を使用した帯域推定方法を既に提案した。この方式の改良を行い、高速WANおよび非対称網への適用性を評価したので報告する。主要な改良点は、(1)1個前でなくN個前のACKを使用すること(2)レート制御方式と組み合わせることの2点である。擬似TCPとの比較結果ではあるが、提案方式では良好な結果を得た。特に非対称網においては、単純に受信側でACKの返送数を削減することにより、良好なスループットが得られた。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-09-25
著者
-
渥美 幸雄
(株)超高速ネットワーク・コンピュータ技術研究所
-
榎本 正
(株)超高速ネットワーク・コンピュータ技術研究所
-
渥美 幸雄
超高速ネットワーク・コンピュータ技術研究所:(現)nit情報流通プラットフォーム研究所
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