ACK受信間隔を使用した帯域推定方式
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
TCPの回線使用効率向上と適用対象範囲の拡大をはかるための一対策として、ACKの受信間隔を利用した帯域推定方法を提案する。この方式ではACK受信毎に実効帯域を「そのACKにより確認されたデータ量/前回ACKとの時間間隔」により推定し、さらに送信ウィンドウサイズを「通信開始からの最小RTTと求めた帯域との積」により算出する。提案方式は次の二つの特徴を持つ。(1)NW変動への追随が早い:TCPのようなウィンドウを増減して調整する方式でなく、NWの帯域を示す情報であるACKを受信する毎に計算するため変動への追随が早い(2)適用範囲が広い:システム定数あるいは変数が少なく、また、ACKの受信間隔を使用しているので固定遅延あるいは非対称性の影響が少ないため適用範囲が広い。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-03-20
著者
関連論文
- タイムアウトを回避するSACK-TCP再送制御方式
- 超高速通信の現状と将来展望
- 超高速通信の現状と将来展望
- 超高速通信の現状と将来展望
- パケット紛失量に応じたTCP輻輳制御方式の評価
- パケット紛失量に応じたTCP輻輳制御方式の評価
- Deficit Round Robin方式の検討
- REDルータとの協調によるSACK-TCP帯域制御方式の評価
- REDル-タとの協調によるSACK-TCP帯域制御方式の評価
- REDルータとの協調によるSACK-TCP帯域制御方式の評価
- ACK受信間隔を使用した帯域推定方式
- ACK受信間隔を使用した帯域推定方式
- 新パケット・スケジューリング方式:Urgency-based Round Robin
- 新パケット・スケジューリング方式 : Urgency-based Round Robin
- 高速ネットワークにおけるリアル・タイム・アプリケーション用パケット・スケジューリング方式
- 高速ネットワークにおけるリアル・タイム・アプリケーション用パケット・スケジューリング方式
- 高速ネットワークにおけるリアル・タイム・アプリケーション用パケット・スケジューリング方式
- SACK情報を用いたTCP高性能化の検討
- SACK情報を用いたTCP高性能化の検討
- SACK情報を用いたTCP高性能化の検討
- RSVPを利用した適応的な帯域制御方式の検討
- RSVPを利用した適応的な帯域制御方式の検討
- ACK到着間隔を使用した帯域推定方式の改良と評価
- ACK到着間隔を使用した帯域推定方式の改良と評価
- ACK到着間隔を使用した帯域推定方式の改良と評価
- SACK-TCP輻輳制御方式におけるタイムアウト回避の効果
- SACK-TCPのタイムアウト回避法の検討
- REDルータとの協調によるSACK-TCP帯域制御方式の提案
- REDルータとの協調によるSACK-TCP帯域制御方式の評価
- 選択的応答情報(SACK)を利用したTCP帯域制御方法の検討
- 高速環境におけるSACK-TCPの評価と考察
- 高速環境におけるSACK-TCPの評価と考察
- 高速環境におけるSACK-TCPの評価と考察
- 高速トランスポートプロトコルのための輻輳制御方式の検討
- 高速トランスポートプロトコルのための輻輳制御方式の検討
- 高速トランスポートプロトコルのための輻輳制御方式の検討
- ロングファットパイプでのTCP性能 : 解析モデルにもとづく考察
- ロングファットパイプでのTCP性能 : 解析モデルにもとづく考察
- ACK到着間隔に基づく帯域見積もり方式
- 選択的応答情報によるトランスポートプロトコルの帯域制御方法の検討
- 高速環境におけるTCPの実装評価と考察
- 高速ATM網用トランスポートプロトコルにおけるフロー制御方式の一提案