新パケット・スケジューリング方式:Urgency-based Round Robin

スポンサーリンク

概要

論文の詳細を見る
パケット・スケジューリングは、パケット交換型ネットワークにおいて複数のサービス品質をサポートする上で必要な要素技術の一つである。本論文では、中継ノードにおいて急激なバースト的トラヒックにも、よりスムーズに適応でき、トラヒック種別や状況に依らず、遅延時間を小さくできるUrgency-based Round Robinとよぶ新しい方式を提案する。本方式ではキュー長とウェイトから求めたurgency indexの概念を導入し、この値に基づいてスケジューリングする。また、ネットワークの利用効率を向上できるウェイト割当方法を提案する。シミュレーションにより遅延時間特性等の評価を行い、代表的なWRR方式に比較し本方式の有効性を示す。
社団法人電子情報通信学会の論文
1998-03-19

著者

関連論文

もっと見る

スポンサーリンク