タイムアウトを回避するSACK-TCP再送制御方式
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概要
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TCP/IPは、有線系のパケット紛失が少ない環境で発展してきた。しかし、昨今では、ワイヤレス環境など、パケット紛失が頻繁に発生する状況でも用いられるようになってきた。TCP再送制御の効率化手法として、SACKオプション(RFC2018:TCP Selective Acknowledgment Options)のサポートがあるが、紛失率の高い環境では、必ずしも有効に動作しないため、送信中断/T.O.事象が発生し、スループット低下を招くなどの問題がある。本稿では、SACK情報を用いて送信中断事象を回避するTCP再送制御方式に関する改良方式を提案する。そして、代表的なTCPアルゴリズムであうReno-TCP上で、本提案方式のシミュレーション及び実装評価を行い、その有効性を報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-12-14
著者
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