TCP/IPチェックサムの2重誤り検出能力について
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概要
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TCP/IPでは,誤り検出のための検査ビット生成にチェックサム方式を用いている.チェックサムの計算には1の補数の和を用いるので, 2ビット以上の誤りが発生すると誤りを検出できないことがある. 本稿では, 2重誤りを見逃す条件を明らかにし, 2重誤り見逃し確率を求める. さらに,2重誤りを完全に検出できるような新しいチェックサム方式を提案する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-12-06
著者
-
出崎 善久
東京都立大学大学院工学研究科電気工学
-
横田 大輔
東京都立大学大学院工学研究科
-
横田 大輔
束京都立大学
-
山崎 善久
束京都立大学
-
三浦 幸也
束京都立大学
-
岩崎 一彦
束京都立大学
-
三浦 幸也
首都大学東京システムデザイン学部
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