聴覚障害者のための音声認識を活用したリアルタイム字幕挿入システム(2)

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概要

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入力担当オペレータは、話者の音声を聞きながら話者の音声内容を文字入力用パソコンへおうむ返しで発話する。文字入力用パソコンは、入力担当オペレータが発話した音声を音声認識ソフトで、テキストウィンドウに文字化して提示するとともに、文字修正用パソコンへ文字コードとして送出する。修正担当オペレータは文字修正用パソコンに表示された文章の誤字、脱字の修正を行う。修正された文章は字幕提示用パソコンへ送出され、リアルタイムにかな漢字混じり文の漢字の「読み」を、漢字の上端に縮小したふりがな(ルビ)で提示する。このような手法により、リアルタイムで、字幕の入力作業と修正作業が同時に行うことができ、ルビの提示が可能なシステムを開発したので、このシステムの構成、機能等について報告する。
社団法人電子情報通信学会の論文
2001-01-20

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