振動子の折返し電極の形状を考慮した音場の評価
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概要
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折返し電極の形状が音圧分布に与える影響について検討した。Rayeighの式を用いて計算される音圧振幅値は、電極の大きさに依存して変化し系統的推移が示唆された。音圧振幅測定を行った結果、音波伝搬方向では、最終極小位置より振動子側で、最終極大付近と比べて高い音圧振幅を示した。垂直方向では、分布は非対称となり、折返し電極側にディップが観測された。音源面で速度振幅分布を持つと過程して計算を行い、実測値と比較した結果、音波伝搬方向については、最終極小位置が一致した。伝搬方向に対し垂直方向では、ピークおよびディップ位置での音圧振幅の比に関して、速度分布を持つ場合のほうが音源が一様に振動する場合より実測値に近い傾向を示した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-04-23
著者
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