ソフトウェアによる高速ボリュームレンダリング手法とその仮想化内視鏡システムへの応用

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概要

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本報告では、ソフトウェアによる高速ボリュームレンダリングの実装と仮想化内視鏡システムへの応用について述べる。近年、X線CT像などの3次元濃淡画像を可視化する手法としてボリュームレンダリングが普及している。しかし、ユーザの要求に応じた対話的な可視化が必要とされ、高速ボリュームレンダリング実現への関心が一層高まっている。そこで本文では近年のCPUが備えるマルチメディア処理用命令によりプログラムを最適化し、複数台のPCを利用した高速ボリュームレンダリング手法を実現する。また各PCへの負荷を均等に分散する投影面の分割・割り当て手法を提案する。本手法を仮想化内視鏡システム上に実装し実際のX線CT像に対して適用した結果、処理速度の向上が確認された。
社団法人電子情報通信学会の論文
2001-01-19

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