血管分岐情報に基づく腹部動脈に対する血管名自動対応付け(ポスター講演)
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概要
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本稿では,3次元CT像から抽出した動脈領域データに対して,血管名を自動的に対応付ける手法について述べる.外科手術において,医師は手術対象とする臓器だけでなく,その臓器につながる血管の構造について把握することが重要である.なぜなら,血管の構造情報は安全かつ効率的な手術を行うための術前計画を立案する際に有用な情報となりうるからである.ここで,血管構造の把握を計算機で支援することを考えた場合,計算機に各々の血管の解剖学的名称を認識させることが必須となる.そこで,我々は3次元CT像から抽出した動脈領域データに対して,血管分岐情報に基づく組み合わせ最適化による血管名対応付け手法を開発した.提案手法を3次元CT像から抽出した動脈領域データ89例に対して適用した結果,血管名対応付けの平均正解率は85.6%であった.
- 2010-01-21
著者
-
藤原 道隆
名古屋大学・消化器外科・免疫機能制御学
-
江種 友彦
名古屋大学情報科学研究科
-
小田 昌宏
名古屋大学情報科学研究科
-
北坂 孝幸
愛知工業大学経営情報科学部
-
森 健策
名古屋大学情報科学研究科
-
三澤 一成
愛知県がんセンター中央病院
-
三澤 一成
市立四日市病院外科
-
藤原 道隆
名古屋大学医学部画像情報外科
-
藤原 道隆
名古屋大学 消化器外科学
-
森 健策
名古屋大学
-
森 健策
名古屋大学大学院情報科学研究科
-
北坂 孝幸
愛知工業大学
-
小田 昌宏
名古屋大学情報連携統括本部情報戦略室
-
小田 昌宏
名古屋大学
-
江種 友彦
名古屋大 大学院情報科学研究科
-
江種 友彦
名古屋大学大学院情報科学研究科
-
森 健策
名古屋大学大学院工学研究科情報工学専攻
-
森 建策
名古屋大学大学院情報科学研究科
-
森 健策
名古屋大学大学院医学系研究科脳神経外科学
-
三澤 一成
愛知県がんセンター
-
藤原 道隆
名古屋大学 医学部
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