洋上航空路における航空機の近接通過頻度の長期的変化について
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
北太平洋航空路の安全性は衝突危険度モデルにより評価されている。近接通過頻度は衝突危険度モデルの重要なパラメータの一つである。これは航空機同士がすれ違う(進行方向で重なる)頻度の期待値で,ルート構成や飛行便数などにより変化する。本稿では,北太平洋航空路における約7年分の横方向と垂直方向の近接通過頻度を月毎に計算し,その変化を調べた。短縮垂直間隔導入後は近接通過頻度に顕著な増加や減少の傾向は窺えないことなどが分かった。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2003-03-19
著者
関連論文
- RNAV平行経路の最小経路間隔の一推定方法
- 短縮縦間隔環境下における縦方向距離間隔の模擬分布のモデル化
- 北太平洋空域内の最接近航空磯間の距離の調査
- A-18-3 洋上航空交通における目的空港の調査
- 自動位置情報伝送・監視機能の縦方向位置予測誤差分布(測位・航法,及び一般)
- 航空機の縦方向間隔分布作成のためのシミュレーション(交通の安全性)
- A-18-1 航空機の位置分布が水平重畳確率に与える影響(A-18.安全性,基礎・境界)
- 複数の平行経路における横方向オフセットの横方向衝突危険度への影響
- 交通流の分散による航空機の近接通過頻度の軽減
- 国内短縮垂直間隔導入のための空域安全性の事前評価(交通の安全性)
- 交差路における航空機の垂直方向衝突危険度の推定
- A-18-2 G581ルートシステムの改変による航空機の近接通過頻度の低減(A-18.安全性,基礎・境界)
- A-18-1 国内短縮垂直間隔導入のための空域安全性評価での近接通過頻度(A-18. 安全性, 基礎・境界)
- 国内短縮垂直間隔導入のための航空機の衝突危険度の推定(交通関連の安全性)
- 北太平洋航空路における横方向オフセットの横方向衝突危険度への影響(交通関連の安全性)
- A-18-3 NOPAC ルートにおける横方向オフセットの衝突危険度への影響
- 自動従属監視による横方向予測誤差に関する一検討(リモートセンシング及び一般)
- 自動従属監視による縦方向予測誤差の調査
- RNAV到着機の横方向経路逸脱量の推定
- インターネット環境を利用した定性的安全性評価手法(ハザード同定、リスク評価)の提案
- 広域航法(RNAV)運航の安全性評価手法について
- 11612 RNAV到着経路を飛行する航空機の横方向経路逸脱量の分布の推定(各種システムの安全性(2),OS.10 各種システムの安全性)
- A-18-1 北太平洋航空路におけるGPS搭載機の飛行便数の割合の推定(A-18.安全性,一般講演)
- 北太平洋航空路における近接通過頻度の長期的変化
- A-18-2 GPS搭載機の横方向経路逸脱量の分布のモデル化(A-18. 安全性)
- 洋上航空路における航空機の近接通過頻度の長期的変化について
- A-18-4 北太平洋航空路における自動従層監視機能使用機の割合について
- 洋上航空路の対角線方向の衝突危険度の区間推定(安全性論文小特集)
- 4-3 レーダデータによる航空機対の縦方向相対速度分布の推定(REAJ第10回研究発表会)
- 北太平洋の洋上航空路における縦方向の衝突危険度の一検討(日本信頼性学会第9回研究発表会)
- 日本上空における航空機の垂直方向の近接通過頻度について(日本信頼性学会第9回研究発表会)
- A-18-6 RNA V5ルート飛行便の横方向経路逸脱量の95%含有区間の推定値(A-18.安全性,一般セッション)
- A-18-8 短縮垂直間隔の安全性評価に用いる横方向重畳確率の値について(A-18.安全性,一般セッション)
- A-18-1 日本の国内空域における垂直方向近接通過頻度の変化(A-18.安全性,一般セッション)
- 自動従属監視の縦方向予測誤差の解析