航空機の離陸安全とヒューマンインタフェース
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概要
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航空分野において, 航空機の離陸中断(RTO)時における安全性の向上に大きな関心が持たれている. 本研究では, 離陸時における人間の意思決定を支援するインタフェースの改善を行うとともに, 判断操作の全てを人間に委ねるのではなく, 状況に応じて自動化システムが介入する自動化機構(SAA)を導入し, その有効性を認知工学的実験により評価した. その結果, 意思決定支援システムの導入は離陸安全の向上に有効であるが, 人間には対応できないようなタイミングでエンジン故障が発生する可能性もあることから, SAAが離陸安全の確保に重要な役割を担いうることが確かめられた.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-05-25
著者
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