通信処理を目的とした再構築可能システム

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概要

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機能変更への柔軟性と高速処理性を兼ね備えた通信処理向けシステムを開発した。本システムは2つの特徴を持っている。一つは、互いに異なる機能は別々のボードに実装するという「ボードレベルのモジュール化」であり、もう一つは、自由なボード間接続を可能にする「高速シリアルリンク機構」である。本システムが一般のASICエミュレータと大きく異なるのは、機能拡張性を保持しつつリアルタイム処理を保証する点であり、他の通信システムと直接接続して、実データを授受することも可能である。本稿では、まず、システムの概要を述べた後、各部の詳細を説明する。最後に、本システムの応用例を示す。
社団法人電子情報通信学会の論文
1997-12-12

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