弱視教育のための双方向電子白板の利用(<特集>障害者教育/一般)

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概要

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白板に受信機を設置してマーカーの描画軌跡をパソコンに表示させる装置が開発されている.さらに,そのパソコン上の描画をプロジェクタで白板に再投影レマーカーをマウスとして機能させることで,白板自体が描両機能を持つ電子白板として構成できる.これを弱視学生のパソコン画面に配信し,かつ,学生が自由に見やすい表示に設定できることで,弱視学生への自板を用いた一斉授業を可能とした.これにより,自板自体が大きな擬似パソコン画面となって学生のパソコンとの間で描画情報を共有でき,また,双方向の通信機能を持たせることで質疑応答も可能となる.この電子自板を用いると,一斉授業形態が持つ教員と学生との間の情報共有感が保たれるので,自然に近い臨場感を持った板書教育を弱視学生に行うことが可能となる.
社団法人電子情報通信学会の論文
2004-01-17

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