定数係数を持ったファジィ論理関数に基づく知識表現の定義域の考察
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
近年, 論理式により, あいまいな, または不完全な知識を表現する試みが盛んに研究されている. その中でも定数係数を持ったファジィ論理関数による知識表現は, 有効な手段として研究されてきた. これらの研究の中では, 通常, 前提となる知識の定義域は不完全指定である. また一方, 定数係数を持ったファジィ論理関数は, 本質的には基数が有限で奇数である多値クリーネ論理関数と代数的構造が等しく, この事実は不完全指定された定数係数を持ったファジィ論理関数にも当てはまると考えられる. 本報告では, 定数係数を持ったファジィ論理関数によってあいまい, または不完全な知識を表現する際に, その基本となる基数をいかなる有限値に定めれば良いかについて考察する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-03-06
著者
-
巽 久行
神奈川工科大学
-
荒木 智行
神奈川工科大学
-
向殿 政男
明治大学 理工学部 情報科学科 理工学部
-
荒木 智行
神奈川工科大学工学部情報工学科
-
山本 富士男
神奈川工科大学情報学部情報工学科
-
向殿 政男
明治大学 理工学部
-
巽 久行
筑波技術大学
-
荒木 智行
広島工業大学
-
荒川 道康
神奈川工科大学 情報工学科
-
山本 富士男
神奈川工科大学
-
荒川 道康
神奈川工科大学 工学部
関連論文
- ユーザの意図を考慮したマウスポインタ制御の提案
- Fuzzy論理関数及び正則3値論理関数の数の限界式の改良
- 4-1 安全機能実現のための制御回路例における論理構造の一考察 : 国際規格ISO13849-1:2006から(セッション4「理論,一般」)
- 安全設計の基本概念(安全・安心を確保するための技術基盤の構築)
- 日本信頼性学会の未来に向けて : 学会誌の30巻発刊に当たって(「信頼性」Vol.30にあたり)
- 自立制御型ロボットの安全性定義と要素
- 自立制御型ロボットの安全性定義と要素(福祉情報工学,一般)
- 5-4 パワーアシストロボットの安全理論(安全性-2(事例), 日本信頼性学会 第18回秋季信頼性シンポジウム報告)
- 5-4 パワーアシストロボットの安全理論(セッション5「安全性-2(事例)」)
- 1. 総論 : 安全と技術と社会(安全に暮らしたい)
- 新法人に期待する
- リスクアセスメントと災害の未然防止
- 安全・安心(3)大型自動回転ドアの事故を振り返る
- Catch up 危機管理時代のリスクマネジメント(後編)機械安全とリスクアセスメントについて
- 安全技術の重要性と産業社会 (特集 2005年の安全衛生を展望する)
- TA-2-1 システムの安全性と安全目標(TA-2. 安全性-安全の目標レベル、評価尺度、そして実現技術-)
- 日本の新しいものづくりに向けて
- 機械の安全
- 機械の安全(安全性を向上させる技術)
- PD-3-4 ディペンダブルコンピューティングと安全学
- 2-206 ユーザー状況に対応したファジィ集合の生成
- 2-205 自律分散概念に基づく不正侵入検知システム
- 2-110 Web page 探索経路情報とその利用法
- 機械安全規格と欧州規格の動向 (特別企画 グローバル市場と標準)
- 機械安全と国際標準 (特別企画 機械安全の国内外の動向--国際標準化と我が国の動向)
- [1-3]リスク評価に関する論理数学的考察(3.各セッションの報告 日本信頼性学会 第9回研究発表会報告)
- 情報通信ネットワークの信頼性向上活動への提案(後編) : 情報システム信頼性調査研究委員会報告
- リスク評価に関する論理数学的考察(日本信頼性学会第9回研究発表会)
- 新聞記事による情報システムの障害事例の収集と分析
- エレベーターの安全確保のあり方について
- 21世紀における知のシステムのあり方 : そして知のシステム学会連合に向けて(第17回ファジィシステムシンポジウム)
- 機械設備の安全装置入門(10)ISO 12100(JIS B 9700)-機械類の安全性-について(4)本質的安全設計
- 昇降機の安全確保と事故調査のあり方について : あるエレベーター事故調査を経験して(特別講演II)
- もう許されない安全後進国・日本--技術とマネジメント (特集 21世紀モノづくりを取り巻く視点群)
- 距離場空間モデルによる汎オフセット概念とその応用
- オブジェクト表現による複雑な物体形状の生成
- 空間表現のためのオブジェクト指向プログラミング
- 異常脳波のカオスモデル
- テレワーキング環境におけるセキュリティ方式の提案
- 空間表現のための2次元距離尺度モデルの構築
- 国際安全規格の現状と今後の方向性 (特集 設計者にも発想の転換が迫られる 国際安全規格の最新動向と機械設計)
- クリーネ代数の完全に独立な公理系について
- 次世代ロボットの安全性
- リスクアセスメント学事始
- 2-3 国際安全規格における安全と安全確保策の論理的関係に関する考察(セッション2「安全性・リスク(1)」)
- 建物付帯設備の安全と標準化 : 自動回転ドアの事故から何を学ぶか(建物付帯設備の安全性・信頼性)
- 4-3 電気的安全コンポーネントにおける安全原則の一考察 : ポテンシャル極大の原理の支援原理(セッション4 安全性(事例))(日本信頼性学会第17回秋季信頼性シンポジウム報告)
- 4-2 電気的安全コンポーネントにおける安全原則の一考察 : ポテンシャル極大の原理の提案(セッション4 安全性(事例))(日本信頼性学会第17回秋季信頼性シンポジウム報告)
- 4-3 電気的安全コンポーネントにおける安全原則の一考察 : ポテンシャル極大の概念の支援原理(セッション4 安全性(規格、理論),第17回秋季信頼性シンポジウム)
- 4-2 電気的安全コンポーネントにおける安全原則の一考察 : ポテンシャル極大の原理の提案(セッション4 安全性(規格、理論),第17回秋季信頼性シンポジウム)
- 本音でリレートーク : 2人のファジィとの出会い : 未来のために
- 今年は本学会の飛躍の年に
- 座談会 ISO12100の発行をめぐって
- 新年を迎えるに当たって
- 相対ファジィ集合
- 条件付ファジィ真理値と条件付確率の関係
- 安全マップ(安全曼荼羅)の提案(「情報・制御と安全性」)
- 確信度付区間真理値の性質
- クリーネ・ファジィ測度上のショケ積分
- グローバル・グループ・セキュリティ
- 2端子ネットワーク信頼性解析と近似解析法
- ファジィインターバル論理に基づく2種類の Ambiguity を扱える測度と積分
- 自律分散計算機システムに適したセキュリティ方式
- データフィールドへのマルチインターフェースに基づく広域自律分散計算機システム
- ファジィ論理に基づくファジィ測度の考察
- 人工社会に基づく共有ブックマークエージェント
- 広域自律分散キューの提案
- 元の数13の有限クリーネ代数のハッセ図
- Fuzzy論理文を用いて近似表現を行うニューラルネットワーク
- リカレントニューラルネットワークによる単純なメロディーの記憶と想起に関する考察
- 不完全指定ファジー論理関数の簡単化
- 地球規模ネットワークコンピューティングの提案
- ファジー論理におけるNelsonの定理
- 定数係数をもったファジー論理関数について
- Fuzzy/C論理関数の数を評価するための一手法
- ファジィ論理関数の数え上げにおける課題
- ニューラルネットによるオプティカルフロー検出の検討
- ファジィ距離尺度を用いた未知環境下でのロボット走行経路探索法
- ファジィ距離尺度を用いた既知環境下でのロボット走行経路探索法
- 状態空間分解法によるネットワーク信頼性設計のシミュレーション
- ニューラルネットワークによる論理回路故障診断シミュレーション
- 3ZC-5 距離場空間モデルにおけるオフセット操作とその応用(曲面と設計,一般講演,インタフェース)
- 3G-6 ネットワーク信頼度設計における最適/準最適2分計算木の計算複雑度
- 3G-5 ノード故障を考慮したネットワーク信頼度計算法の開発
- 1J-8 ニューラルネットワークによる論理回路故障診断
- 信頼性設計のための最適2分計算木の生成
- 信頼性設計のための新2分計算木法の試作と評価
- アベイラビリティ計算アルゴリズムを用いたネットワーク設計
- ネットワークアベイラビリティの高速計算法
- 定数係数を持ったファジィ論理関数の基本的性質(2) : 表現能力の限界について
- 定数係数を持ったファジィ論理関数の基本的性質(1) : 未知, 矛盾, 不明
- 定数係数を持ったファジィ論理関数に基づく知識表現能力の上界について
- 定数係数を持ったファジィ論理関数に基づく知識表現の定義域の考察
- 分離加法形式の数の限界式について
- 節展開法のクリーネ論理関数族への拡張と最簡形について
- ブール加法形式の不変量について
- 契約ネットプロトコルに基づく自律分散オフィースアプリケーションの試作
- 大規模ネットワークにおける透過的なサービス管理システム
- 通信ネットワークの信頼性解析
- グループ利用クライアント/サーバ・システムのセキュリティ