3次元医用画像における剛体的位置合わせ手法の検討(レジストレーション・イメージマッチング)(関連学会との共催によるバイオメディカルイメージング連合フォーラム)

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概要

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近年の医療機器の発展により,従来2次元的に撮影されてきたX線CT撮影機器も直接3次元のvolumeデータとして撮影することができるようになった.しかし,一度に撮影することができる範囲が限られている為,撮影箇所が広いと何ヶ所かに分割して撮影しなければならない.また,データの欠損が生じないように一部重複して撮影しなければならず,分割されたデータを1つのデータに結合する際には,そのまま直接結合すると不都合が生じる.そこで,3次元医用画像を不都合なく結合する為には,位置合わせ処理を行なわなければならない.本研究では,従来2次元医用画像の位置合わせ処理で用いられている剛体的位置合わせ処理を,評価値として相関係数と相互情報量を用いて行なった.その結果,z軸方向のみの位置合わせで不都合のない3次元画像が再構成することができるということがわかった.
社団法人電子情報通信学会の論文
2004-01-17

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