人工気胸術後の慢性膿胸壁に発生した悪性リンパ腫の1例

元データ 1992-06-20 日本肺癌学会

概要

症例は61歳の男性で, 21歳時に施行された右人工気胸術後に膿胸が発症し, 以後潜在性慢性膿胸として経過していた.持続する発熱を主訴として近医を受診した.胸水中ADAは高値を示し, 結核の再燃が疑われた.しかし抗結核剤投与に反応せず, 発熱は持続, 更に右胸壁の疼痛, 腫脹を認めるようになり, 当科に紹介, 入院となる.腫瘤の生検を施行し, B細胞性悪性リンパ腫と診断した.慢性膿胸壁原発の悪性リンパ腫の病因と臨床像, 及びADAアイソザイムとNSEの本疾患の診断に於ける有用性について若干の文献的考察を含めて報告する.

著者

久世 文幸 京都大学胸部疾患研究所および協力施設
鈴木 克洋 京都大学胸部疾患研究所附属病院第一内科
久世 文幸 京都大学胸部疾患研究所内科1および関連施設
倉澤 卓也 京都大学胸部研内科I
倉沢 卓也 国立療養所南京都病院呼吸器科
倉澤 卓也 京都大学胸部疾患研究所第1内科
倉澤 卓也 国立病院機構札幌南病院
高橋 正治 京都大胸部研第1内科
高橋 正治 京都大学胸部疾患研究所第一内科
山辺 博彦 京都大病理部
山辺 博彦 京都大学医学部附属病院病理部
高橋 正治 京都大胸部研腫瘍学
高橋 正治 京都大学胸部疾患研究所腫瘍学部門
高橋 正治 京都大学胸部疾患研究所
松下 葉子 京都大学胸部疾患研究所第1内科
松下 葉子 国立療養所南京都病院呼吸器科
鈴木 克洋 国立病院機構近畿中央胸部疾患センター臨床研究センター
久世 文幸 京都大学胸部疾患研究所呼吸器感染症科
久世 文幸 京都大学胸部疾患研究所
鈴木 克洋 京都大学胸部疾患研究所
鈴木 克洋 京都大学医学部付属病院感染症科
久世 文幸 京大 胸部疾患研
山辺 博彦 京都大学医学部付属病院病理部

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