和鐘の発音機構の解析 : 有限要素法によるモード解析
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概要
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梵鐘は6世紀に仏教と共に中国から伝えられたとされるが, その後, 日本独自の変遷を経て来ている。この和鐘について, 有限要素法を用いた固有振動解析を行い, 形状や材料定数の影響について調べた。具体的には, 室町時代の和鐘について, 形状データ及び鐘の音の周波数分析結果を基にモデル化を行った。このモデルを用いて, 固有振動モードを求めると共に, 和鐘の構造上の特徴である「駒の爪」や「乳」が和鐘の音響特性上に持つ意味を検討した。
- 社団法人日本音響学会の論文
- 1997-11-01
著者
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