分類スコアに基づいたクラス事後確率の推定(コーパス, 学習, 対話, 要約)
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概要
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本稿では, クラス事後確率の推定を行うために, 分類器の出力するスコア(分類スコア)を複数利用することおよび, 正解率の平滑化に移動平均法などを利用することを提案する.分類器は複数のクラスに対する分類スコアを出力するが, 提案手法では, 予測されたクラスの分類スコアだけでなくそれ以外のクラスの分類スコアも利用する.職業データによる実験の結果, すべての手法において, 分類スコアを2位まで利用したときに最もよい結果が得られた.また, 手法別では, 利用する分類スコアの数に関係なく, 分類スコアを等間隔に区切り区間ごとに求めた正解率を, 移動平均法により平滑化を行って作成した正解率表を利用して, 間接的にクラス事後確率を推定する方法が最もよかった.2番目には, 分類スコアを独立変数とするロジスティック回帰分析により直接推定する方法がよく, ラプラス法による平滑化の方法が最も悪かった.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2005-11-21
著者
-
奥村 学
東京工業大学精密工学研究所
-
高橋 和子
敬愛大学国際学部国際学科
-
奥村 学
東京工業大学
-
高村 大也
東京工業大学精密工学研究所
-
高村 大也
東京工業大学 精密工学研究所
-
高橋 和子
敬愛大学国際学部
-
高村 大也
東京工業大学
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