成人型 Chiari 奇形における後頭蓋窩の形態学的研究, 脊髄空洞合併例と非合併例の比較
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概要
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We have recently reported that overcrowding of the posterior cranial fossa due to underdevelopment of the occipital bone induces hindbrain herniation in patients with adult type Chiari malformation. In the present report, we further performed morphometric study in Chiari patients associated with and without syringomyelia, to investigate the effect of the overcrowding on the development of the syringomyelia. Posterior fossa morphometry was performed in three groups : 26 adult patients with syringomyelia (syrinx group), 4 adult patients without syringomyelia (non-syrinx group) and 50 normal subjects (control group). The onset age and the association rate of basilar invagination in the syrinx group were not significantly different from those in the non-syrinx group. The syrinx group and non-syrinx group showed significantly shorter lengths in the supraoccipital and exoccipital portions of the occipital bone than the control group, although these lengths were not significantly different between the syrinx group and non-syrinx group. Among three groups, there were no significant differences in the axial lengths of the hindbrain, in the brain volume of the posterior fossa or in the cranial volume of the posterior cranial fossa. The volume ratio (the volume of the brain structure contained in the posterior cranial fossa divided by the volume of the posterior cranial fossa), which was regarded as one of the indicator of the crowdingness, was significantly larger in the syrinx group and non-syrinx group than that in the control group, though there was no significant difference between the syrinx group and non-syrinx group. The cerebellar tentorium in both syrinx group and non-syrinx group was significantly steeper than that in the control group. The results indicated that adult type Chiari malformation with or without syringomyelia had overcrowding in the posterior cranial fossa due to underdevelopment of the occipital bone. However, the degree of the overcrowding in the posterior cranial fossa have no direct effect on the development of the syringomyelia.
- 日本脊髄外科学会の論文
- 1997-12-15
著者
-
坂本 博昭
大阪市立総合医療センター小児脳神経外科
-
西川 節
大阪市立総合医療センター脳神経外科
-
白馬 明
大阪市立大学脳神経外科
-
坂本 博明
大阪市立総合医療センター小児脳神経外科
-
中西 愛彦
大阪市立大学脳神経外科
-
白馬 明
大阪市立大学医学部脳神経外科学
-
坂本 博昭
大阪市立総合医療センター小児医療センター小児脳神経外科
-
白馬 明
Department of Neurosurgery, Osaka City University Medical School
-
中西 愛彦
Department of Neurosurgery, Osaka City University Medical School
-
坂本 博昭
大阪市立総合医療センター 小児脳神経外科
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