OSシミュレーションによるリアクティブソフトウェアのテスト工程の改善
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概要
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マイクロコンピュータによって制御されるリアクティブシステムと呼ばれる機器は、制御対象となるハードウェアに特化した専用のソフトウェア(リアクティブプログラム)を必要とする。リアクティブプログラムの開発では、ソフトウェアの動作結果を確認するためにテスト用ハードウェアの完成を前提としている。近年、情報端末や多機能家電などのリアクティブシステムの多くは、短期サイクルで市場に投入されるため、その開発ライフサイクルはできる限り短く計画される。それゆえ、ハードウェアの完成を待たずして、ハードウェアとソフトウェアの並行開発を行うことがますます必要となってきている。本論文で我々は、ハードウェア/ソフトウェアの並行開発を可能とするためのソフトウェアのテスト/デバッグ工程の改善施策とテストシステムについて報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1998-07-23
著者
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原 圭吾
株式会社東芝研究開発センター
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小山 徳章
株式会社東芝 研究開発センター
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植木 克彦
株式会社東芝 研究開発センター システム・ソフトウェア生産技術研究所
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植木 克彦
東芝 研開セ
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小山 徳章
株式会社東芝研究開発センター
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