オブジェクト指向設計によるリアルタイムソフトウェア開発手法の提案

スポンサーリンク

概要

論文の詳細を見る
近年,リアルタイムシステムの需要は急増し,リアルタイムソフトウェアの生産性の向上が急務となっている.しかしこの分野のソフトウェア(以下ソフト)は,性能の要求が厳しい、並列性を含んでいるなどの要因があり,従来の設計手法の適用が困難な部分があった.一方.オブジェクト指向設計は,実世界における並列性も包含してモデル化できるのでリアルタイムソフト開発に有効であると思われる.しかし現状のオブジェクト指向設計法では性能重視のリアルタイムソフト開発のための具体的な設計指針がないという問題点がある.我々は本稿で,オブジェクト指向設計法を用いたリアルタイムソフト開発手法を提案する.この開発手法では.特に性能の予測と検討を重視している.本手法を支援する開発支援環境は.今後構築予定である.
一般社団法人情報処理学会の論文
1992-02-24

著者

関連論文

スポンサーリンク