問題点と解決策に注目した要求会議の持込資料の分析 : 「ウィンターワークショップ・イン・恵那」例題を題材にして
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概要
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我々は、要求獲得方法論の研究の一環として、要求会議の記録(録音、録画)を元に次回会議や後段の開発に役立つ情報を得るためのUSPオフライン法を提案してきた。USPオフライン法の実践をとおして、我々は会議での発現が重要である一方、要求会議への持込資料も発言同様に重要な情報源であることがわかった。本稿では、・USPオフライン法(発言の分析)と同様の「問題点と解決策の視点」からの持込資料の分析。・持込資料の分析結果を用いた議事進行支援。のための手法を提案する。これらの手法は、発言だけでなく持込資料を扱えるようにUSPオフライン法を拡張し、会議における持込資料の有効活用の道を開くものとなるだろう。本稿では、具体的な持込資料の例として、「ウィンターワークショップ・イン・恵那」における共通問題を用いる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1998-07-23
著者
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