分散探索における通信制御
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概要
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波及型探索は汎用的な分散型問題解決手法の一つであり,各エージェントが分担して探索を行うことにより並列性が向上する.ところが探索が広がるにつれ,エージェント間の通信オーバヘッドが増加するという問題があった.そこで本研究では,探索の並列性と通信オーバヘッドのバランスをとりながら,全体的な性能を向上させる通信制御法について議論する.分散問題解決における通信は,必ずしも全ての通信要求が満たされなくても問題解決が行うことができる非決定的通信であり,本研究では通信路の混雑状況に応じてエージェントが自律的に通信量を調整する制御手法を提案し,迷路探索問題を例題としてその評価を行っている.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-08-18
著者
-
辰巳 昭治
大阪市立大学
-
北村 泰彦
大阪市立大学大学院工学研究科
-
奥本 隆昭
大阪市立大学工学部情報工学科
-
寺西 憲一
大阪市立大学工学部
-
寺西 憲一
大阪市立大学工学部情報工学科
-
奥本 隆昭
大阪市立大学
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