分散型制約充足アルゴリズムの一評価
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概要
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分散協調問題解決では,複数のエージェントが協調的に動作することによって問題解決が行なわれる.これらのエージェントの組織化や問題解決アルゴリズムに関して,これまでにいくつかの方式が提案案されている.しかし,これらの方式を統一的な基準によりその効率を評価した例は少ない.本稿では,一般的な分散型問題の一つである分散制約充足問題を取り挙げ,これに対する解法として分散集中型と分散協調型のアルゴリズムを示す.また,階層構造を持つエージェントの組織化(階層型)の効果についても述べる.さらに,制約充足問題として知られる8-queens問題を用いてそれぞれの手法の解決時間,稼働率,通信量を測定し,その評価を行う.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-09-27
著者
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