ネットワーク管理システムにおける分散オブジェクト管理

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概要

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現在、分散オブジェクト指向プラットフォーム上でコンピュータネットワーク管理システムを構築中である。このネットワーク管理システムでは、分散環境上で複数のオブジェクトが協調して動作する。このため、ホストの障害などでオブジェクト間の通信が途絶えると、システム自体の動作に不都合を来たす。そこで、システムを安定動作させるため、管理システムを構成するオブジェクトの存在管理を行う必要がある。本システムでは、オブジェクトの存在を見張っているサーバオブジェクトを置くことでオブジェクトの存在管理を行なっているが、サーバオブジェクト自身の障害に対応できない。そこで、サーバオブジェクトがセカンダリサーバオブジェクトを管理する、という手法を用いた。これにより、サーバオブジェクトを管理対象オブジェクトとして同一視することが可能になり、さらにシステムの信頼性を向上させることができた。
一般社団法人情報処理学会の論文
1995-07-13

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