重度身体障害者による情報通信の利用 : 1接点入力によるネットワークへのアクセス
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概要
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重度身体障害者が情報通信ネットワークへアクセスするために必要なキー入力支援ドライバを開発した.これは走査法によりコマンドを選択するもので,1接点入力しか利用できない四肢麻痺者に適している.コミュニケーションエイドなどに利用される仮想キーボードには1キーに対して1文字が割り当てられる.しかし,ここではファンクションキーにコマンドを配置しているネットワークを利用するため,1キーに対して1コマンド(1ファンクションキー)を割り当てる.そのため,重度身体障害者にとって負担の少ない操作環境が提供できた.障害者にとって情報通信ネットワークは社会への窓であり,障害者の利用を考慮した情報環境整備を切望する.
- 1994-09-08
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