計算機インタフェースのユニバーサルデザイン : 多様な入力装置が接続できる環境の検討

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概要

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情報通信機器の入力装置には、情報弱者である障害者や高齢者、機械が苦手な人などの利用を考慮したものは少ない。たとえ使いやすい入力装置があってもそれを接続する入力インタフェースの仕様が異なれば、最新の計算機であっても利用できない。そのため、特殊な入力装置ほど変化の激しい情報通信機器に依存させない工夫が必要である。その解決手段の一つとして入力インタフェースの共通化がある。しかし、計算機すべての入力インタフェースを共通にすることは困難である。現実的な共通化として、計算機と入力装置の間に中継器を設ける方法がある。2種類の既存の中継器は、直接日本語を入力する装置(音声認識、手書き文字認識)には適さない。様々な機器を各々の利用者に適した入力装置で操作するためには、インタフェースの共通化を目指した入力手順(プロトコル)の開発が必要である。
2000-09-14

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