ハイパーメディア・ブラウジングに適した新しい入力デバイス
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概要
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携帯情報機器の操作では,画面が小さい,画面を注視できない,片手しか使えない場合もあるなどの様々な制約がある.そのため,このような環境でハイパーメディア・ブラウジングを快適に行なうためには,入力デバイスも含めた操作方式に対する工夫が必要となる.本稿ではまず従来の操作方式について述べ,携帯環境への適用可能性について比較検討を行なう.次に,これらを考慮した新しい入力デバイスである「ScrollPoint」を紹介する.このデバイスにより,文書の任意速度の「スクロール」とハイパーリンクの素早く的確な「指示選択」という2種類の基本操作が指一本で可能となる.本稿ではさらに,試作したプロトタイプの構造と,それを用いた評価実験の結果についても報告する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-05-16
著者
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石川 浩
日本アイ・ビー・エム株式会社東京基礎研究所
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河内谷 清久仁
日本アイ・ビー・エム株式会社東京基礎研究所
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河内谷 清久仁
日本アイ・ビー・エム(株)東京基礎研究所
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石川 浩
日本アイ・ビー・エム (株) サイエンス・インスティチュート
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