入門:音楽情報科学のための音楽理論 : 東川理論の応用を中心にして
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概要
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音楽の旋律分析・自動作曲などにおいてはキーを移調, 統一することが一つの前提作業となる。が, その方法はハ調とか(三味線)調子3本に統一してからデータ入力する方法が一般的であるものの, 短旋法の場合にはハ(短)調にするのか, イ調にするのか混乱しているし, まして5音階の各種旋法音楽ともなると, 調号表記の問題もあって統一すべき調の設定自体が混乱している状態である。そういう中にあって, 東川氏が提唱する階名理論と均, 類, 調, 旋法の区分はもっと音楽情報科学として応用されてよい。本論は, 氏の理論をもとに筆者が情報科学として応用しやすように発展させたものである。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2001-08-04
著者
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