オフライン要求獲得法における「笑い」の利用による「本音」情報の抽出
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概要
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ソフトウエアの要求獲得では、顧客側の直接の要求のみならず、顧客側の間接の要求である関心事項を獲得することも重要である。そこで、顧客側の関心事項を獲得するために、会議中に生ずる「笑い」を分析することにする。「笑い」はその背後に本音・極論・職場風土などを持っている。「笑い」を分析することによって、顧客の本音・極論・職場風土などを推論できることになる。本稿では、まず、「笑い」の一般的な性質について、実際の会議中の「笑い」を用いて分析・考察する。次に、その性質に基づいた、関心事項抽出の方法論を提案する。最後にその方法論の試行結果について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-07-18
著者
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