要求獲得法offline法でのPSGからの非機能要求の抽出
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概要
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非機能要求はワインバーグらのいう「属性」にほぼあたる。ワインバーグらによると、属性はシステムの一部である機能あるいはシステム全体の特性である。属性の例としては確実さ、使いやすさなどの他にも制約や選好などが挙げられる。機能に落せない要求が属性であるとも考えられる。また未分化要求はワインバーグらのいう「あいまいな」要求にほぼあたる。そのままでは機能要求や非機能要求に落せないが、要求を突き詰めれば機能要求や非機能要求に落せる要求である。非機能要求/未分化要求ともにシステマティクにあつかいにくい、「きたない問題」として残ってしまうことが多い。非機能/未分化要求は要求段階における扱い方、すなわち、抽出の仕方が良く分からない要求である。それゆえに軽視されがちな要求である。しかし、システム構築にはかかせない重要な要求である。本稿では、この非機能/未分化要求を抽出する方法について論じる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-09-20
著者
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