メタ階層アーキテクチャによるプロトタイプシステム開発とその考察
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概要
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ソフトウェアシステムの開発において, 要求者と開発者の意志の疎通を図る有効な手段としてプロトタイピング手法がある.本研究室ではこれの実現に向け, メタ階層アーキテクチャに基づくモデリングおよびシミュレーション支援環境の構築と, その実装言語であるモデル記述言語Brambleの開発を進めてきた.本報告では, この環境の適用事例として大学における授業の履修申告表の作成/支援システムの開発を行う.この事例を通して, この環境の有効性とBrambleの実用性について考察を行い, それらがソフトウェア開発において十分なものであることを示す.また今回, 本研究室で提案しているソフトシステム方法論を利用したドメイン分析法により分析を行ない, その結果をこの環境での開発に利用することを試みた.この分析法とモデリング環境の適性についての評価も行なう.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1998-03-17
著者
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上田 賀一
茨城大学 工学部 情報工学科
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上田 賀一
茨城大学大学院理工学研究科
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平井 譲
茨城大学 工学部 情報工学科
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上田 賀一
茨城大
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武野内 康寛
茨城大学大学院理工学研究科
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大島 俊泰
大島種苗
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武野内 康寛
茨城大学 工学部 情報工学科
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大島 俊泰
茨城大学 工学部 情報工学科
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平井 譲
茨城大学工学部:(現)三菱電機株式会社
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