インフォメーション・エンジニアリングとその支援ツールADWの適用について
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概要
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インフォメーション・エンジニアリング(IE)とADW(Application Development Workstation)は、それぞれ企業又はそれより小規模の情報システム構築手法とその支援統合CASEツールである。これらは,80年代始めに研究開発された構造化分析/設計(SA/SD)と1990年代に提案されているオブジェクト指向分析/設計(OOA/OOD)の丁度合間の1980年代の中期〜後期に開発されているが、その萌芽は1970年代後半のIBM社の考えたBSP(ビジネスシステムプランニング)手法にあり特にビジネスシステム構築について決して中間的はないユニークな手法を提案している。この論文では、ビジネス支援情報システム構築計画開発に関するIE方法論の次の支援:◆ゴール指向プランニング分析(要求分析)◆企業情報システムの大構造の導出◆企業の重要課題と開発投資効果を考慮した段階的順次実現の概略と他方法論(特にオブジェクト指向分析/設計方法論)とその支援CASEツールとの基本的相違を述べる。更に、その様にして得られる情報システムの最上位レベルシステム構造とデータベースとその処理に関する分散システムの最適解計画情報が得られる事を示す。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-11-17
著者
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秋山 義博
金沢工業大学 人間・情報・経営系
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秋山 義博
金沢工業大学人間・情報・経営系、情報工学研究科
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今村 幸裕
金沢工業大学 人間・情報・経営系、情報工学研究科
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ヒューメ ノダ
金沢工業大学人間・情報・経営系、大学院工学研究科情報工学専攻
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