プログラム理解とその支援ツール設計に於けるドメイン・モデリング
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
ドメイン分析とモデリング手法は,ソフトウェア成果物の再利用過程を示すものとして注目されている。この論文では,システム設計情報の再利用の適切過程がどのようなものか,プログラム理解支援システム,OS,ソフトウエアアーキテクチャ,システムアーキテクチャ等を参考にして述べる。新規に或は機能追加拡張を目的にシステム開発を行なう場合,設計及びプログラムコード情報の再利用は重要な課題である。この場合,設計情報はプログラムコードの中に理もれてしまう為にプログラム理解が必要になり,プログラム機能或は設計情報を得ながらプログラムコード再利用を図る事が最も現実的であると考えられている。これは現在のソフトウエア開発技術の不完全性によるもので,この特殊事情を取り去ることは暫くの間,出来そうにない。この仮定を注意深く扱いながら,プログラム理解支援ツール開発におけるドメイン分析手法(DAM,Domain Analysis and Modeling)の提示する方法論の適用限界とその改良版について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-03-09
著者
関連論文
- オブジェクト指向に基づくマルチメディアシナリオ設計への試み
- 物理学を学ぶって何だろう ICUPE'96から
- 6.韓国におけるソフトウェア工学技術動向 (アジア・太平洋のソフトウェア技術)
- システム統合に於けるプログラム再利用の新しい方法
- プログラム理解とその支援ツール設計に於けるドメイン・モデリング
- 大規模複雑プログラム理解のためのプログラム分析と可視化技術
- Mobile Campus Notesの設計と実現
- コンカレントオブジェクト実現方法の新しい一つの提案
- ファジィ・オブジェクトによるユーザ・インタフェースの統合
- ファジィ推論の領域分割による劣化点字認識と点字の分類
- レガシーアセンブリープログラム理解支援のためのプログラム分析計算と可視化設計について
- Hyper音声Text実現方法についての考察
- オブジェクト指向Fuzzy GUIの設計について
- マルチメディア情報のオブジェクト指向分析
- インフォメーション・エンジニアリングとその支援ツールADWの適用について
- ソフトウェア・マイクロスコープ(大規模複雑プログラムの自動プログラム分析と可視化)