大規模複雑プログラム理解のためのプログラム分析と可視化技術
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概要
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長期に及ぶソフトウエア保守に於いて,かなり多くのソースステートメントを含む大規模複雑プログラムは,設計文書が無い,複雑なので理解するのが困難である等の問題を顕著に示している。現存プログラムの実体と特徴に立脚して,この論文では,プログラム理解支援のアプローチとツール設計,開発したプロトタイプツール:ソフトウエアマイクロスコープとそれを用いた実験について述べる。ソフトウエア保守目的のプログラム理解支援のアプローチ,CASEツール設計は,特定のプログラム設計方法論,プログラミング言語に独立であり,問題プログラムの基本設計や基本構造をプログラマーの助け無しに自動的に浮き彫りにするようなプログラム分析,表現,可視化技術等が必要になる。又,大規模複雑プログラムの理解の効率が低下しないように,隠れた機能や分散した機能の把握を助ける段階的抽象化支援とユーザオペレーションの量をエディターを用いてプログラム理解を得る場合に比べて10^<-3>以下に減らすユーザインターフェスを実現することが必要である。ソフトウエアマイクロスコープは,これらの課題を解決した。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-01-26
著者
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