ソフトウェア・マイクロスコープ(大規模複雑プログラムの自動プログラム分析と可視化)
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概要
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大規模複雑プログラムは,その設計文書を作成することが難しい,複雑なので理解するのが困難である等の問題をソフトウェア保守に於いて顕著に示している。ソフトウェアは、一般的に不特定複数ログラム設計方法論や複数のプログラミング言語レベルを利用して開発されている。これに加えて複数プログラマーが(恐らくは局所的な修正やテストなどを繰り返す手段を用いて)個性的に保守を繰り返している。従って、このようなプログラムの理解支援を考える場合、プログラマーの助け無しに、その基本構造や基本設計を浮き彫りにする分析,表現,可視化技術が必要になる。現存するこのようなプログラムの実体と特徴に立脚して,この論文では,プログラム理解支援の為のツールの設計とそのプロトタイプ:ソフトウェアマイクロスコープ(Software Microscope)ついて述べる。このツールはこのような問題を解決することを目的とし、更には、プログラム情報検索のためのユーザオペレーション量を、通常エディターを用いてプログラム理解を得る場合に比べて大幅に(10^<-3>以下に)減らすことを実現している。IBM S/370アッセンブリープログラムについてこれらの課題を解決した。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-11-17
著者
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