オブジェクト指向に基づくマルチメディアシナリオ設計への試み
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概要
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マルチメディアシナリオを作成する際、そのシナリオ分析、設計時におけるオブジェクト指向の考えを取り入れた表記法を例を挙げて考える。現在のCAI、各種学習ソフトウェアなどのマルチメディアアプリケーション開発に於いて、定まったストーリー分析方法、設計方法はない。ここでは高々、マルチメディアシナリオに使用するaudio、video等のファイルをオブジェクトととらえ、利用者、設計システム、ストーリーの設計に組み込むことで、設計への移行、ストーリーと利用者間のリンクを理路整然に表現することが可能となる。マルチメディアシナリオ情報(オブジェクト)は、本来、並行プロセス上で実現されるべきである。そこで、これらのマルチメディア情報(オブジェクト)の振る舞いを表す、時系モデル導入による分析についての考察を提案する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-03-06
著者
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渡辺 崇文
金沢工業大学 人間・情報・経営系
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和田 章
金沢工業大学 人間・情報・経営系
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三井田 隆
金沢工業大学 人間・情報・経営系
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小池 洋史
金沢工業大学 人間・情報・経営系
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秋山 義博
金沢工業大学 人間・情報・経営系
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秋山 義博
金沢工業大学人間・情報・経営系、情報工学研究科
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