協調作業の一貫性管理のためのメッセージ構造の動的再構成
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概要
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電子メールに代表される非同期型のメッセージは,発言者と受信者が非同期に通信するコミュニケーションの手段として幅広く用いられている.特に,コミュニケーションの内容を蓄積できる.分散システムとのインタフェースに適する点が特徴であるが,メッセージは参加者が自由に発言する性質のものであるため,現実の状況との不整合が生じる恐れがある.本稿では,コミュニケーションを現実の作業に対し一貫性の取れたものにするために,メッセージ中の作業の情報や,複数のメッセージで形成される構造を,利用者の要求に応じて動的に再構成することにより,意思決定の過程や作業プロセスを一貫性を保証しながら記録することを検討する.特に,再構成の影響が進行中のコミュニケーションに与える影響を特定する手法を検討する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1999-07-21
著者
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