Minimum SpanningTreeに基づいた配置改善手法
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概要
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本論文では,Minimum Spanning Tree(MST)の配線長を改善する配置改善手法であるMinimum Spanning Tree Reduction Pairwise Interchange手法(MRPI)について述べる.MRPI法はMincutによる初期配置の後に行なわれ,セルのペア交換によってMSTの配線長を改善する.MRPI法は,各セルについて配線長を改善する領域をimprovement areaと定義し,交換を行なうセルの探索をimprovement areaを用いて行なうことにより,改善が行なわれるセルの組合せを高速かつ効率的に検出する手法である.SOGゲートアレイの実データを用いて実験を行ない,配線長の改善率,処理時間を評価し,有効性を示した.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-07-20
著者
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