建物メタファを採用した仮想空間インタフェース

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概要

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3次元CGによる仮想空間を用いた情報検索インタフェースとして,建物メタファを用いたユーザインタフェースを提案する.図書情報などの比較的規模の大きな,情報を仮想空間インタフェースを用いて検索する場合,空間に対する利用者の理解が不十分であると自分の位置を見失って検索が困難となることが多い.これを「迷子問題」と呼ぶ.本インタフェースでは,この問題を解決するために階層化された空間情報の構造を建物メタフアによってビルディングの構造に対応付け,利用者が情報の全体規模や現在の自分の位置を直観的に理解することを容易とした.また,建物メタイファのための仮想空間を効率的に設計するためのオーサリングシステムの開発も行った.
一般社団法人情報処理学会の論文
1997-01-10

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