ハイビジョンを用いた3次元ウィンドウシステムの提案
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
パーソナルコンピュータ上やワークステーション上でいわゆるGUIが普及するにつれその限界もしだいに明らかになってきており、画面の多重化やスクリーン外の仮想画面の拡張などが行われている。我々はスクリーン内部の表現を3次元的にすることで奥行き感を持たせたウィンドウシステムとすることが画面内に表示される情報を増やすため有効であると考え基礎的な検討を行った。すでに3次元グラフィックス表示を用いたGUIによるいくつかの研究が行われている。しかし、これらのインタフェースは従来からのディスプレイを用い、3次元の奥行き感や臨場感という点で課題がある。我々はユーザに充分な臨場感、奥行き感を与えるために大画面で縦横比9:16の横長の画面であるという特性を持つハイビジョンに着目し、ハイビジョンをウィンドウシステムのディスプレイとしい用いることを提案する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-03-01
著者
-
神谷 俊之
Kansai C&c Research Laboratories Nec Corporation
-
神谷 俊之
NEC開西C&C研究所
-
宮井 均
NEC開西C&C研究所
-
宮井 均
Nec C&cメディア研究所 ヒューマンメディア研究所
-
神谷 俊之
Nec関西 C&c研究所
関連論文
- ユニバーサル図書館に向けての図書入力システム「情報ファクトリ」の試作
- 臨場感図書館の遠隔利用実験とユーザインタフェース評価
- 8)臨場感図書館のB-ISDNによる遠隔利用実験(〔情報ディスプレイ研究会 ヒューマンインフォメーション研究会 マルチメディア情報処理研究会 ネットワーク映像メディア研究会 画像情報システム研究会〕合同)
- 臨場感図書館のB-ISDNによる遠隔利用実験
- 臨場感図書館のB-ISDNによる遠隔利用実験
- 臨場感技術とオフィスコミュニケーション
- 建物メタファを採用した仮想空間インタフェース
- 3次元空間記述言語を用いた検索視覚化システム
- 3次元仮想空間表示を特徴とした電子図書館システムの開発
- 3次元ウォークスルーとCG司書を用いた電子図書館インタフェースの開発
- 人体の動作を利用した擬人化エージェントに対する考察 : モジュール型人体動作生成とその応用について
- 電子図書館システム「Virtual Library」のユーザインタフエース
- 電子図書館システム「Virtual Library」の概要
- ハイビジョンを用いた3次元ウィンドウシステムの提案
- 紙を目指した情報端末
- 多様な情報源を対象とするWWWベース電子図書館システム
- WWWベ-ス電子図書館システム (インタ-ネット特集) -- (期待されるインタ-ネット先進技術)
- 多地点会議システムにおける協同作業空間演出方式
- インタラクティブプレゼンテーションシステム
- 共有対話空間を演出する多地点会議ユーザインタフェースの実現
- 既存文書のレイアウト情報付き構造化とその利用
- 擬人化キャラクタインタフェースの動作演出方式
- 素人ユーザを対象としたポータブル端末とUIプラットフォームの試作
- 人体動作生成システムの提案
- 小画面ポータブル端末における大量情報表示Ulに関する一提案
- ペン入力端末の書き心地改善のための実験および考察
- 紙端末に向けた手書き特性実験と考察
- ペン入力ポータブル通信端末とそのユーザインタフェースに関する考察
- シナリオツリーを用いたプレゼンテーション支援端末 (情報メディアの構造とサーチ)