MAN技術を用いた地域商用IXの構築
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概要
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エンドシステム間の通信環境の改善を行うために地域IX(Internet Exchange)を用いる手法がある.地域IXの必要性は認識され各地で運用が行われているものの, 費用対効果などの問題から商用的運用を行うには問題が多い.本論文では, まず地域商用IXを構築する際の問題点を明らかにする.次にこの問題を解決する1つの方法として, 地域に商用IXを構築するためのモデル, およびこのモデルに基づきMAN(Metropolitan Area Network)技術を実装したIXシステムを提案する.さらに, このシステムの有効性を実証する実験によって技術的課題を検討した.その結果, このシステムによるIXの安定運用に問題がなく, したがって本モデルに基づくシステムの実現が可能であることを示す.最後に本モデルにもとづいて実装を行ったBeX-J(Broadband or Business EXchange Japan)のシステムについて説明を行う.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2001-10-05
著者
-
林 英輔
麗澤大学国際経済学部
-
渡辺 一弘
日本ネットワークサービス
-
八代 一浩
山梨県立女子短期大学
-
笹本 正樹
ニスカ株式会社
-
山本 芳彦
サンテクノカレッジ
-
岡 裕人
セコムウインテック山梨
-
岡 裕人
(株)ウインテックコミュニケーション
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