VLAN機能による研究室単位の多様なセキュリティポリシーの実現
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概要
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大学のような多様な研究機関の集合体では、情報セキュリティポリシーの実現が困難である。これは、一般的に研究者によって異なるニーズをもつためである。このような研究教育機関において、一定のセキュリティを実現するためには、構成員の最小単位である、研究者ごとのセキュリティニーズを実現する環境が必要となる。本報告では、すべての研究室に設置される複数の情報コンセントをVLANで構成し、ルーティングモジュールにより、LAN間の通信を行う。これにより、すべてのVLANにセキュリティルールを実装可能とした。また、研究室単位のLAN内のWindowsの共有フォルダを、隠蔽する対策を行った。セキュリティ対策として、研究室単位でトラフィック傾向を観察することにより、セキュリティを維持する運用を提案し、その実装結果の一部を報告した。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2001-10-05
著者
-
林 英輔
麗澤大学国際経済学部
-
牧野 晋
麗澤大学国際経済学部:麗澤大学情報システムセンター
-
大塚 秀治
麗澤大学国際経済学部
-
久保 美和子
麗澤大学国際経済学部
-
山戸田 芳雄
伊藤忠テクノサイエンス株式会社ネットワークソリューション推進第1部
-
大塚 秀治
麗澤大学国際経済学部:麗澤大学情報システムセンター
-
大塚 秀治
一橋大学:駒澤大学文学部
-
久保 美和子
麗澤大学国際経済学部:麗澤大学情報システムセンター
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