画像の類似検索におけるマルチベクトル特徴空間方式とEarth Mover's Distance方式の比較(セッション4 : 情報検索)
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概要
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画像の類似検索における代表的な距離である二次形式距離では、似ていない画像が似たものと判定される場合がある。この問題を解決するために,擬ユークリッド空間と斜交基底に基づくマルチベクトル特徴空間方式(MVPO)をすでに提案している。この方式では、画像を複数のベクトルが表す言わば立体で表現する。各ベクトルは画像の個々の特徴に対応する。立体間の距離としてはすでにD距離を提案している。類似した代表的な方式にEarth Mover's Distance(EMD)があり、二次形式距離を含めた他の方式より実験的に精度がよいと言われている。このEMDがMVPOにおける距離として定式化できることを示し、二次形式距離よりも優れている1つの根拠を示す。またD距離との違いを述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2004-05-13
著者
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津田 宏
富士通研究所
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津田 宏
(株)富士通研究所コンピュータシステム研究所
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片山 薫
東京都立大学大学院工学研究科
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石川 博
東京都立大学大学院工学研究科
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太田 学
東京都立大学大学院工学研究科
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山根 康男
富士通研究所ドキュメント研究部
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星合 忠
富士通研究所言語処理研究部
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星合 忠
富士通研究所
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津田 宏
富士通研
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山根 康男
富士通研究所
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津田 宏
株式会社富士通研究所itメディア研究所言語処理研究部
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津田 宏
(株)富士通研究所 ドキュメント処理研究部
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