灰化重量法によるオクタフェニルシクロテトラシロキサン中のケイ素の定量
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概要
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灰化重量法で有機ケイ素化合物中のSiを二酸化ケイ素として定量する場合は,灰化時の試料の揮散,炭化ケイ素の生成及び定量形の組成などに留意する必要がある.そのため,電気炉式灰化装置を試作し,オクタフェニルシクロテトラシロキサンを用いて添加剤の種類,灰化温度,灰化時間及び空気の流量などの湿式及び乾式灰化法を検討し,試料の揮散及び炭化ケイ素の生成を防止する方法を見いだした.又,二酸化ケイ素の最適焼成温度は,950℃であった.
- 社団法人日本分析化学会の論文
- 1987-06-05
著者
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