差動熱伝導度法による炭素,水素及び窒素定量用還元管の改良
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概要
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差動顛伝導度法による炭素,水素及び窒素の定量精度と分析能率の向上を目的とし,従来の小型及び大型還元管,新たに試作したS型還元管に同じロットの還元銅を充てんし,同一分析計を用いてから試験値とその変動,感度値の経時変化,炭素含有率の異なる試料の感度の傾向,全元素定量の精度,還元銅1g当たりの分析回数及び有効分析回数などの実用分析上の基本的性能を比較した.S型還元管は,体積増加の影響も認められず,から試験値が安定していること,感度値の変動が少ないこと,還元銅1g当たりの分析回数及び有効分析回数の再現性がよいことなど,実用分街上有効であった.
- 社団法人日本分析化学会の論文
- 1984-12-05
著者
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