イオン交換分離/誘導結合プラズマ質量分析法による高純度チタン中のウラン及びトリウムの定量
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概要
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高純度Ti中の極微量U及びThを高感度, かつ高精度に分析するため, イオン交換分離とICP-MSを組み合わせる定量法を検討した.試料をテフロン製密閉容器中, 9M塩酸により150℃, 4時間で分解した後, 過酸化水素水を加えた.定量の際, 感度低下の原因となるマトリックスのTiを分離するために, Uは9M塩酸の陰イオン交換分離を, Thは1.5M塩酸の陽イオン交換分離を適用した.定量にはICP-MSを用いることで0.1ppbレベルの高純度Ti中のU及びThの定量が可能となった.
- 1993-01-05
著者
-
林 勝
株式会社東芝研究開発センター
-
今 雅夫
(株)東芝 環境技術センター
-
今 雅夫
(株)東芝横浜事業所
-
小塚 祥二
(株)東芝総合研究所
-
松永 秀樹
(株)東芝総合研究所
-
松永 秀樹
(株)東芝研究開発センター環境技術研究所材料応用技術センター
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