アルゴリズム駆動ニューロコンピュータAN1 : (4)トータルシステム

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概要

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我々は、基本ブロックとしてホップフィールド型ニューラルネットワークを用意し、その組合せでより大きなネットワークを構成し、それにノイマン型のコンピュータ(これをニューラル制御プロセッサと呼ぶ)を接続したものを「アルゴリズム駆動ニューロコンピュータアーキテクチャ」として提案している。ニューラル制御プロセッサからみれば、基本ブロックの集合を一種のメモリ(この意味でニューラルメモリと呼ぶ)として用いアルゴリズムが実行される。現在、我々はプロトタイプマシンとしてAN1(Algorithm-driven Neurocomputer-Prototype 1-)を製作中である。AN1では、アルゴリズム駆動アーキテクチャの具体的な形として、基本ブロックを行集合と列集合に二分する直交アーキテクチャ(図1)を採用している(図ではニューラル制御プロセッサは省略してある)。本稿では、AN1のハードウェア構成について述べる。
一般社団法人情報処理学会の論文
1989-03-15

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