2次元要素を持つ拡張CSG方式法基礎研究
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概要
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機械設計のCADにおいて、3次元の立体せ計算機内でどのように表現するかということは重要な問題である。忠実に立体の情報を表す形状モデルをソリッドモデルと呼ぶが、CSG(Constructive Solid Geometry)とB-rep(Boundary Representation)との大きな2つの流れがある。CSG方式は、基本立体(Primitive object)を集合演算で組み合わせて立体せ表現する方法である(図1)。一方のB-rep方式は、境界で立体を表すモデルである。機械設計を行なう時に、設計の高度化に伴い、2つの面の交わったところに対して、削ったり、丸めたりすることにより生じるブレンド(blend)した面を表すことが要求される。しかし、前述の2つのモデルともblendを厳密に定義していない。そこで本研究ではCSG方式に新たな演算子としてblend演算子を導入し、そのための基礎研究を行う。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1992-09-28
著者
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