3次元測定データからの意匠曲線・曲面のモデル化法 : 測定データの前処理

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概要

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競争の激化からCADシステムが普及し、意匠性の高い外形をもつ小物の家電・OA製品等を、曲面手法に不案内な人でも容易に計算機内にモデル化したいという要求が高まっている。そこで本研究はデザイナーの微妙な感性を直接表現でき、視覚・触覚で確認できる実体モデルで設計してから、これを高速・高精度に3次元測定してモデル化する方法のうちデータの前処理法について提案する。まずスムージングによってデータから測定誤差、スパイク、データの欠落を取り除く必要であるが、従来の自動車産業を中心とする比較的単調に変化するデータに対するスムージング法や、最近提案された、形状に応じたノットそう入法では必ずしもうまくいかない。複雑な曲面形状では、特徴線を意識して全体をより単調な部分に分割したり、特徴線を拘束条件として曲線あてはめ・バッチ分割・曲面あてはめしたりする方がよいと考えられる。
一般社団法人情報処理学会の論文
1996-09-04

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